キャリコン学科試験直前対策(2)カウンセリング理論家
国家資格キャリアコンサルタントの学科試験はとにかく暗記すべきことが多いですよね。
特に理論家については皆さん苦労されているのではないかと思います。
「理論家多すぎるよ!」
「似たような理論で分かりづらい!」
「一人の理論家が別のところでも出てくるからややこしい!」
安心してください。
これらは理論家勉強あるあるです。
私は本番のおよそ1カ月前に行われた模擬試験では合格ギリギリラインの「72点」でした。
しかし、1か月後の本番は「90点」を取ることが出来ました。
これは模擬試験の反省を踏まえて作った独自の対策チェックシートのお陰でした。
これから複数回にわけてお伝えする内容は、その対策資料の内容です。
以下の注意事項を踏まえても使えそうであればご活用ください。
【注意事項】
◆2021.10.17が最終更新日です。それ以降は更新していませんので、特に法制度関連は法律の改正等で変わっている可能性があります。
◆個人が個人の勉強のために作成したものです。当時の仲間にチェックしてもらいながら作成したものの、完全なる正確性の保証は致しかねます。
◆記憶を定着させることを目的としていますので、言葉の解説等はありません。
◆独自の略語を使っています(ただし一通り勉強された方であれば何のことか理解できると思います)
◆超重要・重要・やや重要の判断は、過去の出題頻度等を参考にした私個人の主観です。
それでは今回は「カウンセリング理論家」です。
- ロジャーズ<来談者中心療法>
- フロイト<精神分析>
- スキナー・ウォルピ<行動療法>
- エリス<論理療法>
- ベック<認知分析>
- 特定の理論家なし〈認知行動療法〉
- フランクル<実存療法>
- パールズ<ゲシュタルト療法>
- アドラー<アドラー心理学>
- バーン<交流分析>
- アイビィ<マイクロカウンセリング>
- カーカフ<ヘルピング>
- グラッサー<現実療法・選択理論>
- 國分康孝<コーヒーカップモデル>
赤字:超重要
青字:重要
黄色:やや重要
ロジャーズ<来談者中心療法>
・自己概念、自己一致・不一致
・無条件の肯定的関心
・非指示的カウンセリング(来談者中心、指示しない)
・実現傾向、人格変化の必要十分条件、過程概念、内的準拠枠
・ベーシックエンカウンターグループ
フロイト<精神分析>
・パーソナリティ変容
・現在の行動と過去の経験の関連付け
・構造論
-自我(現実:行司役)
-超自我(道徳)
-エス(快楽)
・局所論
-意識、無意識、前意識
・防衛機制
-反動形成(反対の態度)
-置き換え(本当の欲求を抑圧)
-合理化(正当化、尤もらしい説明)
-同一化(取り入れ)
-補償(劣等感を他で埋め合わせ)
-昇華(認められない欲求を行動変容で充足)
スキナー・ウォルピ<行動療法>
・学習理論
・レスポンデント条件付け
-系統的脱感作
・オペラント条件付け
-応用行動分析
-シェイピング
-トークンエコノミー
エリス<論理療法>
・REBT=理性感情行動療法
・ABCDEモデル
-A 出来事
-B 信念
-C 結果
-D 論駁
-E 効果
・ビリーフ(ラショナルビリーフ、イラショナルビリーフ)
ベック<認知分析>
・うつの研究、認知のゆがみ
・自動志向・スキーマ
特定の理論家なし〈認知行動療法〉
・特定の理論家はいない
・ソクラテス式質問法
・過去よりも現在
フランクル<実存療法>
・実存分析、ロゴテラピー
・人生の意味、意味への意思
パールズ<ゲシュタルト療法>
・今ここ
・エンプティチェア、ルビンの壺
・体験を通じて解決
・考えることより感じることを重視
・構成的グループエンカウンター
※ゲシュタルト=ドイツ語。思考・感情・精神を「統合」するという意味。
アドラー<アドラー心理学>
・劣等感
・勇気づけ
・共同体感覚
バーン<交流分析>
・構造分析、交流パターン分析、ゲーム分析、脚本分析
・5つの自我状態
アイビィ<マイクロカウンセリング>
・折衷主義
・かかわり行動>かかわり技法>積極技法>技法の統合
カーカフ<ヘルピング>
・事前段階⇒かかわり技法
・第1段階⇒応答技法
・第2段階⇒意識化技法
・第3段階⇒手ほどき技法
グラッサー<現実療法・選択理論>
・現在に焦点化
・「言い訳させない」「避難論争をしない」「簡単にあきらめない」
國分康孝<コーヒーカップモデル>
・リレーション⇒問題把握⇒処置解決
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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